歯の健康について

フッ化物洗口法とは、永久歯の虫歯予防を目的に、虫歯予防を必要とする人が行う自己応用法で、比較的低濃度のフッ化物溶液を少量口に含みブクブクうがいをする方法です。フッ化物洗口法は、方法の簡便さ、高い安全性、確実な予防効果、優れた経済性など、公衆衛生特性に優れており、保育所・幼稚園・学校などの集団で行うのに適しています。
以下に示す内容は、厚生労働省より示されたフッ化物洗口に関するガイドラインです。

フッ化物洗口カイドラインについて(厚生労働省)

フッ素歯面塗布法とはフッ化物溶液を直接歯に塗布するもので、歯科医師や歯科衛生士など専門家が医療の一環として行う虫歯予防です。実施対象が限られることから、公衆衛生特性に劣りますが、年数回の実施により効果が得られることから、フッ化物洗口のできない幼少児の乳歯虫歯の予防手段としては、特にその有用性が認められています。

フッ素歯面塗布は歯が生えはじめたら何歳でも可能ですが、左右4本くらい生えた頃からはじめるのがよいでしょう。個人差はありますが、おおむね1歳6ヶ月くらいでしょうか。

最も手軽に行えるフッ素応用法がフッ素配合歯磨剤の使用であり、日常的にフッ素の恩恵を受けることができます。子供から大人まで家族揃っての使用をお奨めします。