フッ素塗布・フッ素洗口

 日本でも多くの地域では、歯の表面から~直接フッ素を作用させる局所応用法(フッ素洗口法、フッ素歯面塗布法、フッ素配合歯磨剤の使用)のみが行われています。我が国におけるフッ素応用の普及状況は、世界的に見て遅れています。

(1)フッ素洗口法
  •  フッ素洗口法とは、永久歯の虫歯予防を目的に、虫歯予防を必要とする人が行う自己応用法で、比較的低濃度のフッ素溶液を少量口に含みブクブクうがいをする方法です。フッ素洗口法は、方法の簡便さ、高い安全性、確実な予防効果、優れた経済性など、公衆衛生特性に優れており、保育所・幼稚園・学校などの集団で行うのに適しています。
     我が国でも多くの地域で行われていますが、新潟県では行政レベルでフッ素洗口を実施している地域は少なかったのですが、長岡市では小学校で順次導入を進めています。
     以下に示す内容は、厚生労働省より示されたフッ素洗口に関するガイドラインです。
     フッ化物洗口カイドラインについて(厚生労働省)

(2)フッ素歯面塗布法
  •  フッ素歯面塗布法とはフッ素溶液を直接歯に塗布するもので、歯科医師や歯科衛生士など専門家が医療の一環として行う虫歯予防です。実施対象が限られることから、公衆衛生特性に劣りますが、年数回の実施により効果が得られることから、フッ素洗口のできない幼少児の乳歯虫歯の予防手段としては、特にその有用性が認められています。
     フッ素歯面塗布は、歯が生えはじめたら何歳でも可能ですが、左右4本くらい生えた頃からはじめるのがよいでしょう。個人差はありますが、おおむね1歳6ヶ月くらいでしょうか。

(3)フッ素配合歯磨剤
  •  最も手軽に行えるフッ素応用法がフッ素配合歯磨剤の使用であり、日常的にフッ素の恩恵を受けることができます。子供から大人まで家族揃っての使用をお奨めします。